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コード・ブルー第3期 救命医療のフェロー達

コード・ブルー第3期今日2話目放映されましたね。

医療系ドラマは物凄く好きなんです。

各局でやっていた医療系ドラマ前は欠かさず見ていましたね。

でも最近は時間が取れなくて全くというくらい見てませんでした。

今回・・・只今長期休養中のため、見ることが出来て久々にハマっています。

長期休養・・・今までいたお店が6月末で閉店したため解雇されちゃったんです。

次にの肥やしの場を探さないといけないんですけど、もうじき失業も入りますんでなんとか繋いでいますわ。そう長くは行きませんけどね。

 

 

コード・ブルー、ドクターヘリでの救命救急医療現場をドラマにしたものですけど、正直に言っちゃっていいのかなぁ。

それは、ベテラン医師のなかでそわそわとしているフェローたちです。

*ドラマではフェローと言っていますね。

ドラマでのフェローは、本当に新人っぽさが浮き出ていますけど・・・

実はこのフェローと呼ばれる医師は医学部を卒業して医師免許を取得したものが、法律で定める初期研修を終えた医師達です。

つまりレジデント(初期研修)の2年間を終えた後、後期研修という専門分野での研修があります。まぁこれはレジテントのように強制ではないんですけど・・・・殆どの医師はこの後期研修(フェロー)の道を歩みます。

そこで、ですが・・・確かにレジデント時代は雑用がメインで実際の医療行為に手を出す機会は少ないかもしれませんが、でもですよ。ドラマで出て来るフェローはあまりにも何も出来なさすぎるように思えるのは私だけでしょうかねぇ。

レジデント時代には各医療課を体験して全般的な医療という物を把握する期間でもあると思うんですけど、当然救命医課でも研修をすると思いますけど、その時点でも指導医のもと処置や判断基準などを目にしているはずなんですけどね。

ドラマの中ではあれじゃまるでレジデント1ヶ月目くらいの感覚じゃないのか?

と思わず嘆いてしまいそうです。

確かにコード・ブルーは救命医療が舞台ですから論理やペーパー上の知識では何ともならない現場ですけど、レジデント時代でもある程度の救命処置の経験はあると思います。でもそれがまるっきり出ていない。

まぁドラマであって、ストリー上出来るものと出来ないものとの格差を付けてメリハリで臨場感をだすというのもわかりますけど、このドラマが救命の医療の現場そのものだというふうに捉えられるのは私自身納得が行きませんね。

確かにフェローたちが現場で体当たりの格闘をしながら一人前になる姿を描くという設定はいいと思いますけど、まだ甘いような感じがします。

*これは個人の感想です。

 

救命に搬送される患者は一刻を争う措置をしなければ手遅れになるか、または後遺症を残してしまうという悲劇を生んでしまいます。

それ故に、そのクランケ(患者さま)の状況判断を瞬時に把握して処置を行う。それにプラス、一点からだけの観察ではなくその症状を状態を引き起こす要因を多角的に予定予備をしないといけない現場だと思います。

ただ、昔ある救命のドクターが一言言った言葉。私はその言葉が頭から離れません。

「救命は命をつなぎとめる役割をしなくては行けない。たとえその時点で他の疾患が表面化しても、絶対に深追いをしては行けない。今やるべきことは、命を繋ぎ止めること」

物凄く理不尽で冷たいような、そして無責任のような事を言っているかのように思えるかもしれませんが、私はあの言葉にはもっと深い意味があるんだと感じています。

私ごときが偉そうなことを言っているようで恐縮ですけど

現状医師の数は少ない。ましてその専門分野に至るまでは長年の臨床研修と共に自身の経験があってこそ、良い結果が得られると言われています。

まして地方になればなるほどその専門医の数も少なくまた医療現場は戦場状態が続いているところもあるのが現状です。

医師自身もボロボロの状態。

それが今の日本の現状ではないでしょうかね。

 

これから医師という職業になられる方に問いたい。

 

貴方は現場ありきのドクターになりますか?

貴方は研究ありきのドクターになりますか?

 

もし、私があの時・・・医学部に入っていれば・・・多分、現場ありきのドクターになっていたかもしれません。

それも私の運命であったと思い、医療系ドラマを見ています。

もちろん、医療系の小説もハマりまくっていますよ。

でも論文はほんとに狭い範囲の・・・専門に特化したことしかありませんからたまにしか読みません。ホント興味があるものだけですけどね。