さかき原枝都は 

さかき原枝都は へのご連絡やその他……です。

それって自意識過剰?

積み積もる人生という時間の中で私は今まで何度も踏みとどまってはまた、前を向いて生きてきた。
正直今まで私が培ってきた人生は人に自慢出来る人生は送ってはいない。
むしろ今思うと何をやって来たんだろうと振り返れば、その足跡は何も教えてくれ無かった。
ただひとつ言えたのは、前をいつも見続けていたということだけ。

その事だけだったと思う。

 

10代の頃、何を夢見ていたんだろうか?
20代の頃、向かうべき道は本当にこれでいいのか?と悩む。
30代の頃、私は他人からどんな目で見られているんだろうと臆病になった。
40代の頃、選んだ道は本当にこれで良かったのか?とまた自分に問いかける心が芽生えていた。

そして50代・・・振り返ればいつも何かに怯えていた自分の姿だけが目に映る。

半世紀を生き抜きいつも何かを選び、その何かにすがって生きて来たようにも思える。
何かにすがる生き方。
それもそれでいいと思う。でも、いつまでも物陰に自分の身を隠してばかりじゃいけないことも知った。

夢を見続けられるのは20代の頃までだったと思う。
30代はちょうどその夢から覚める時期だったのかもしれない。
だから物凄く不安にもなるし、黙ってもいられなくなる。
だからといってただいつもがむしゃらに前だけを見続けていると、この頃から心が重くなるのを感じてはいられなくなる。まだやれると思っても気持ちがそれを阻み臆病にさせ、何をつかめばいいのかが分からなくなった。

それでも着実に時間だけは積もる。
もちろん焦りも出る。
でも今思えばそれは自意識過剰な自分がそうさせていただけにすぎなかったのかも知れない。
それはその年代が社会という枠の中で一番表舞台に出ていた時だからこそ襲いかかったのだろう。
私にとって30代は人生にとって選択の年代だったかもしれない。
あまりの出来事が一気に押し寄せてきたのも事実。
それでも常に前を向きたいと思った。

反省?後悔?そんな言葉を考える前に何かを掴まないといけない。
掴むためには傘なんか差してられない。まして物陰なんかに隠れていたら何も出来ない。
どの年代でも私はいつも何かを掴みたかったんだと思う。
それは今も同じ。
多分これからも変わらないと思う。だから50代になって人生を振り返っても、足跡はちゃんと残っていても何かを語ることは決してないと思う。

今、貴方を縛っているのはなんですか?

期限はいつですか?
それは貴方次第・・・では?

 

 

SK_Ⅱが作成し現在放映している動画をご覧になり、何らかの共感をお持ちになられた方多くいらっしゃると思います。実際私もその一人です。
始めはなんのCMかと思い眺めていたんですけど、その想いは私の中に何かを訴えましたね。

この動画のタイトル「期限なんてない」は、東京、ソウル、上海を舞台に「充実」しているからこそ「これでいいの?」と問いかける自分からのメッセージを描いた問いかけの動画です。
女性の感情を主体にしていますが、私は男性にも同じことが言えるんじゃないかなぁとも感じます。
現在は男女による格差と言うか(実際はまだほんとうの意味で格差がないとは言えない)男性だから、女性だからと言った社会性は少なくなったと思いますけど、私の目から見る男性の思いも同じなのかもしれないと思うようになりました。

だからといって現代の男性がひ弱になった?とは思いません。
かと言って、女性が強くなったのか?そうとも思いません。
ではなぜ、私は男女ともに同じように感じたのか。
それは今の社会という流れがそうさせているんじゃないのかなぁ。と感じたからです。
確かに年齢を重ねれば重ねるほど、自分の将来への想いは重圧のように感じます。「自分は本当にこれでいいの?」その言葉は殆ど口からは出ないと思います。
自分の心の中からの叫び声として頭の中にしつこくこびり付く言葉です。
「だったらどうするの?」
その次に浮かんでくる言葉ってこんな言葉じゃないでしょうか?
「今のこの生活を守りたい」それは当たり前の事です。それでも何か満たされない。同じ道をただ歩くだけではつまらない。
そんな思いに似た感情が芽生えているからこそ「自分は本当にこれでいいの?」「だったらどうするの?」という思いが湧いてくるんだと思います。

人生の流れ・・・つまり選択はその人それぞれです。でも必ずそうしなければ行けないとは誰も言っていないはずです。
動画「期限なんてない」は自分は自分であるんだという事を強く表現しています。そして逆に「迷った時はもう一度自分を見てみよう」という事もメッセージとして残していると思います。

立ち止まることでは無く、前に進む為に今の自分をもう一度見つめてみよう。

新しいことを始めるには物凄いエネルギーが必要です。でも何も全てが新しい事だけじゃないと思います。
少し、歩くスピードが落ちるかもしれませんが、今の自分の周りを静かに見つめ直すのも「選択する」材料の一つになるのではないでしょうか?
もしかしたら、今、自分が歩いている道にも何か目に留まるものがあると思いますよ。

それを掴むか掴まないかは・・・貴方次第ですよね。

今、貴方を縛っているのはなんですか?

期限はいつですか?
それは貴方次第・・・では?

 

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